よくあるご質問

Q.焼香の作法やマナーとは?

A.お焼香の作法は宗派によって違います。浄土真宗本願寺派としての作法は、焼香台の前で一礼をしてから、右手で香をつまみ、額に押しいただかずにそのまま香炉に焼香します。焼香の回数は1回です。焼香の後、合掌し、お念仏を称えて一礼をします。

Q.数珠について作法があれば教えて下さい

A.数珠(じゅず)はお葬式や法事、お墓参りなど仏事に使います。浄土真宗では念珠(ねんじゅ)と呼びます。普段は左手で持ち房を下にたらすようにします。合掌するときには、両手の人差し指から小指にかけ親指で押さえます。この時も房は下へたらします。

Q.経本(きょうほん)とは?


A.経本はお釈迦様が説かれたお言葉や親鸞聖人の書かれた書物が載っています。経本の扱い方として、床へ直接置かないようにしてください。座布団の上でも良いですし、ハンカチ等をひいてその上に置くようにしてください。

Q.お仏壇を置く場所や方角の決まりはありますか?

A.お仏壇の置く場所は心を落ち着けて手を合わせることができる場所が良いでしょう。この場所じゃなければいけないという決まりはございません。方角に関しても決まりはございません。あえて言えば極楽浄土は西方にあると言われるので、お仏壇を東向きに設置し西を向いてお参りできるようにします。

Q.亡くなった人はどこへ行くのですか?

A.私達はこの命が終わるときには、阿弥陀如来の「南無阿弥陀仏」のお念仏によってお浄土へ往生させていただきます。お浄土は色も形もない真実そのものの世界であります。実際にお浄土を見ることはできませんが、お仏壇をお浄土として見立て、亡き人を偲ばさせていただきます。

Q.四十九日は三ヶ月にまたがってはいけませんか?

A.三ヶ月にまたがっても大丈夫です。三ヶ月にまたがってはいけないというのは、「始終苦が身につく(しじゅうくが、みにつく)という語呂合わせのようなものです。三ヶ月にまたがっても何も悪いことは起きないので安心して下さい。

Q.法事の日程の決め方について

A.法事は、亡くなられた方のご命日にされるのが良いと思いますが、ご親族等のご都合の良い日でされると良いでしょう。一般的にご命日までの土日にされる場合が多いですが、ご命日を過ぎた日にちでも構いません。
法事するの忘れている事がないようにとの戒めの意味で、ご命日を過ぎた法事はいけないと昔は言われていたようです。また、大安友引仏滅といった六曜も仏教とは関係がありませんので気になされないでください。

Q.お墓参りの作法、マナーとは?

A.お墓参りは亡くなられた方を偲び、生前の感謝を示す場であります。私たちが今こうして生きているのは、両親をはじめとしてご先祖様たちが遠い昔から今まで命を繋いでくださったからです。
仏花・蝋燭(ろうそく)・線香を用意し、華美にならない服装でお参りされると良いかと思います。

Q.戒名(かいみょう)の値段はいくらですか?

A.戒名とは戒律を守り、仏門に入る人につけられます。浄土真宗では法名(ほうみょう)と言います。法名とは阿弥陀仏のお念仏の教えを聞き、仏弟子として生きていく人につけられます。 本山で行われる帰敬式で釋〇〇という名をいただきます。冥加金(みょうがきん)は成人は1万円未成年は5千円となります。生前に帰敬式を受けることができなかった場合は、お葬儀のときにご門主に代わって自坊住職が法名をおつけいたします。この場合は費用がかかりません。詳細は本願寺のホームページをご覧ください。https://www.hongwanji.kyoto/visit/application.html

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